投稿を報告する

総合課税と申告分離課税の違いは何ですか?

総合課税の税率は、前掲したように全所得共通の一律な税率でした。 しかし、申告分離課税の場合には、それぞれの所得によって、適用される税率が異なります。 尚、配当所得、退職所得及び土地・建物等の譲渡所得の税率については、下記の記事を参考にしてください。

分離課税とは何ですか?

分離課税は、他の所得と合計しないで独自の税率をかけて税金を計算する。 分離課税の特例「源泉分離課税」とは、受取時に税金が天引きされること。 所得税の課税方法は、大きく「総合課税」と「分離課税」の2つの方法に分別されます。 総合課税の対象となるのは、事業所得や給与所得などの所得で、これらの所得は合算して合計額に対して累進課税により課税します。 しかし、分離課税の対象となる所得については、他の所得とは合算せずにそれぞれの所得ごとに定められた税率により課税されることになります。 分離課税とは、退職所得や山林所得などの特定の所得については他の所得と合計しないで、その所得だけに独自の税率をかけて所得税の計算をする方法です。 たとえば、退職所得(退職する際に支給される退職金)は分離課税の対象です。

申告分離課税で「所得控除の額の合計額」を控除できますか?

総合課税の計算においては、この「所得控除の額の合計額」を、所得の金額から控除して課税所得が計算されます。 しかし、申告分離課税では、原則として「所得控除の額の合計額」を控除することはできません。 申告分離課税において、「所得控除の額の合計額」を控除できるのは、次のケースに該当する場合のみです。 具体例を挙げて解説します。 「所得控除の額の合計額」は、まず総合課税の所得に適用されます。 そして、総合課税の所得から引ききれなかった金額(この場合50万円)がある場合のみ、申告分離課税の所得から控除することができます。 従って、もし「所得控除の額の合計額」が80万円であったら、申告分離課税の所得からは控除できないことになります。

総合課税と源泉分離課税の違いは何ですか?

総合課税と源泉分離課税の違いは、確定申告の有無と所得合算の有無です。 総合課税は確定申告が必要で所得を合算しますが、源泉分離課税は所得を分離して計算し、確定申告を必要としません。 【総合課税】所得税の計算方法は?

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る